小学生の算数,いくらいっても解らない場合どうする?

こんにちは。今朝は地域の草取りその他の作業の後,懇親会がありました。今日は少し無地暑く,梅雨の気配が少し漂っていますね。

 さて,昨日の続き。小学生の算数,いくら説明しても解らないときに,どうするか。

 その場で徹底指導…これは,やってはいけないことが多いです。昨日のブログでも書きましたが,それは,その時点では,学習していることの概念がA君には理解できない可能性が高いからです。

 このときは,一度そこから離れて別の内容,または問題に移行します。こういうときは,指導する側が煮詰まった表情や声色をしていることが多いので,A君には『よっしゃ,今日はこれでいいよ。また次にやってみよか。』と,深刻なイメージを残さないよう声をかけるとよいです。

 次回にまたやってみます。あれだけやっても意味がつかめなかったことが,案外あっさりできたりすることもあります。今回もよく解らなければ,またしばらく時間をおいてやってみます。

 要はヒット・アンド・アウエイ。刺激を与える。少し寝かせて,その刺激が熟成するのを待つ。刺激を与える。この繰り返し。刺激を与える際は,何とか理解してもらおうと,追いかけすぎないこと。そして,これを継続することです。

 刺激を与えて(つまり,問題を解いてもらい,それを説明して),しばらく時間を置く間に,子どもさんの頭の中で自然の情報の整理が行われ,それが概念の理解につながるようです。仕事で煮詰まったときは,自分でも同様のことをします。とても楽で,有効なやり方だと思っています。

 特に,小4,またはそれ以下の学年の子供さんを見るときには極めて有効です。

 ご家庭で子どもさんの勉強を見てあげておられる保護者の方も,ここをご覧になっているかもしれません。参考にしてみてください。

 ただ,どこまで押して,どこで引くか,この塩梅は多少経験が必要かもしれません。

 本日はこれくらいにします。ご覧いただきありがとうございました。もし気に入っていただけましたら,ぜひまた足をお運びください。トップページにも目を通していただけるとありがたいです。

 よろしくお願いいたします。

 

コメント


認証コード4201

コメントは管理者の承認後に表示されます。