中1 期末考査 得点は気まぐれ

6月16日(土)午前6時40分。快晴です。今日も暑くなりそうです。

 元々,パソコンやインターネットの操作が得意なわけではなく,詳しいわけでもありませんでした。

 もちろん,塾のお知らせやチラシをワードやエクセルを使って作ったり,数学のプリントをMath Noteというマイナー(だと思うのですが)なソフトを使って作ったり程度のことはしていましたが,ここまで長時間パソコンとにらみ合い,考え,操作法を調べて利用するという経験はありません。このブログを含め,ホームページ作成を始めてからのことです。

 やってみてつくづく思うのは,今更とは思いますが,『あいまい』であることを一切許容してくれない世界だなということ。

 例えばHPを作るときのタグを入力するときに,人間が読めば問題なく意味が通じるのに,そこに本来不要な半角スペースがひとつ入ってしまうだけで,パソコンはそれを読むことを拒否します。解ってくれよ,このくらい(笑)。

 例えば,ブログのカテゴリー。書いている私がいうのもなんなのですが,記事の内容,そんなに簡単にカテゴリーに分けられるもんではないです。カテゴリー,何のためにあるかというと,記事を種類分けして,読む人が読みたい内容の記事を見つけ出しやすくするためにあるわけです。あんまり細分化しては意味がないでしょう。すると,逆転現象が起こりそうになります。こちらが既存のカテゴリーに合わせて,分類しやすいような記事を書こうという意識が働きそうになる。おかしいやないかい!

 人間が考えることなんて,もともとそう簡単に分けられない。それを何が何でも分類せいと迫られる。『あいまい』を許してくれないのです。

 昨今,ネット上で,炎上騒ぎというのが頻繁にありますね。何かのきっかけで火が付くと,全国,一つ間違うと全世界(なかなかそこまではないか 笑)から,徹底的にたたかれる。これ,この『あいまいを許容しない』というパソコンの特性となんか関係ありそうな気がするなーと思うのですが。

 これ,毎日パソコンと格闘している私の,愚痴まじりの,ネット素人の単なる感想です。炎上しないでね。お願い(笑)。

 さて,枕が長くなってしまいました。

 中1生の期末考査について。これ,本当に気まぐれです。

 A君。数学得意です。自信を持っています。問題を解くのも早いです。ただ,突進力はあるもののミスが多い。また,直観力があるので,あまりたくさん問題を解かなくても内容を理解できます。その分,演習をたくさんするのは苦手。根気はありません。

 B君。算数からどちらかというと苦手。新しいことを学習すると,それを理解するのに時間がかかります。文章題,応用問題も得意ではありません。ただ,いたってまじめでやる気もそれなりにあり,解らないながらもねばり強く学習します。

 指導する側からすると,力があるのは文句なくA君です。ところがA君,数学に自信があるのと,長時間勉強することがきらいなので,テストが近づいても数学はあまり勉強しません。何とかなると思っている。

 逆にB君,苦手意識がある分しっかり勉強します。塾のテスト対策のプリントも,家に帰って何度も解き直しています。

 いざテスト。A君,計算ミスを連発します。明らかに演習量不足です。数学用語,テスト直前に確認しておけばよいものを,あやふやなところをそのままにしているものだから意味がよく解りません。

 B君。難しい問題はやはり解けませんが,計算はミスなくこなします。毎日の演習の成果です。数学用語もしっかり覚えています。

 かくして,A君,普段は下に見ているB君の軍門に下ることになります。これ,本当に多いのです。

 中1の保護者の方から悲鳴のようなお電話(最近はメールですね 笑)をいただくのはこのパターンが圧倒的に多い。

 対処法としては,テストの後に,もう一度テスト対策のプリントに取り組んでもらい,自分の状態を確認してもらいます。その上で,テスト直前の対策の重要性を話し,夏休み明けのテストでの捲土重来を促すわけです。

 中1,初めての期末考査です。自信がない人,演習量は必ず君を支えます。ひたすら勉強してね。自信のある人,自分は中学生としては,まだまだ足腰が弱いルーキー(新人)と自覚し,謙虚に勉強する方がよいです。

 がんばってください。

 お読みいただきありがとうございました。もしも,もしも気に入っていただけましたら,また足をお運びいただけるとありがたいです。ブログに直接来られた方は,トップページもぜひ。

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