中1 二学期です。方程式,あやふやなままにしないで!

 9月2日(日)午前7時過ぎ。薄曇り。

 涼しいです。夜中は今年一番涼しかったのではないでしょうか。半袖,半ズボンでは寒いくらいでしたね。

 さて,公立の小,中学校は明日からいよいよ二学期ですね。各学年とも新しい単元の学習が始まります。

 中1では何を学習するか。二学期前半は方程式がメインになります。

 この単元,これからの数学の基礎となる単元ですね。これが解っていなければ,数学,にっちもさっちもいかなくなります。

 ところが,ここで生徒さんそれぞれの,一学期における学習の質が問われます。

 方程式,一見すると文字式の計算とよく似ています。けれども,方程式は等式であり,等式の性質というものを理解し,それに沿って変形するべきもので,単なる文字式の計算とは扱い方が異なります。

 文字式,きちんと理解しているでしょうか。項,係数の意味は? 計算のし方は? 分数係数の扱い方は? 文字式のかたまりの扱い方は?

 方程式,文字式をきちんと扱う力がなければ扱えません。それが理解できたうえで,解の意味を理解し,等式の性質を使った変形を学んでこそ,方程式の解法,理解できるのです。

 例えば分数係数の計算は通分して行いますが,方程式なら分母を払うことができます。中1の一学期の学習をきちんとしていない生徒さん,この区別がつきません。基礎が固まっていないと,見た目が似ている分だけ,扱い方の区別が難しいのです。

 二学期以降入塾してくる中1の生徒さん,ここで解らなくなっている場合がとても多いですね。

 小学校のときは算数はまあまあ解っていた。中1の1学期後半あたりからテストで点が取れなくなって…。という生徒さんは,文字式の基礎的な知識があやふやになっていると考えられます。まずそこにもどって基礎を確認し,文字式の計算の演習をします。その上で,方程式の変形を基礎の基礎から説明していくことで,比較的短期間に状態が良くなること,多いです。

 小学校の時から算数が苦手…という場合,時間がかかります。分数の通分はできても,整数と分数の関係が解らない。文字式のかき方の基本を理解していない。文字式の計算法,かっこのはずし方などを理解していない。いろいろな『解らない』が積み重なっているからです。

 様子を見ながら順番を決め,先ずは基礎基本が一通りわかるようにしていく必要があり,学校の授業進度をひとまず無視して,こちらをやっていくことになることも多いです。長い目で見て,これ,大切だと思います。

 目安は10月でしょうか。このころの学校での小テスト,得点が伸びないようなら子供さん,要注意ですね。近藤塾なら原因を突き止め,最適なケアを行えます。無料体験をぜひ! あからさまなCMでした。でもほんと,放っておかない方がよいです。

 今日も長文にお付き合いいただきありがとうございました。気に入っていただけましたら,ぜひまた足をお運びください。よろしくお願いいたします。

 

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