小6 速さ・・・単位,考えていますか? 塾生のご家庭からメッセージもいただきました。

11月1日(木) 午後2時少し前です。

 晴れたり曇ったりですね。気温低いです。昨日より寒いのではないでしょうか。

 日が暮れるのが早くなり,中学生の部活動もこれまでより早く終わるようです。塾生の中からも,これからしばらく,早めの時間帯に変更を…というご要望が来始めています。いよいよ冬間近ですね。

 さて,連絡票にコメントをいただきました。

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 中間テストでの子どもさんの準備不足を嘆いておられます。ここをご覧の皆様の中にも,同じ思いをお持ちの保護者の方々,ずいぶんおられるかと。心よりお見舞い申し上げます(笑)。

 この場で,これをこうするとアーラ不思議,子どもさん,生まれ変わったように勉強に力を入れ始めますよ…というおまじないをお教えすることができれば,近藤塾は世界を席巻できるのですが。なかなかそうはいかないですね。

 文面では,本人曰く,次回のテストでは早めに準備を始めるといっているとのこと,奮起に期待しましょう。塾の授業の時にも,少しずつプレッシャーをかけておくようにします(笑)。

 さて,本日は小6。速さと時間,道のりの問題の2回目です。

 時間を求める問題,答えの単位は合っているでしょうか。

 これ,結構大切です。例えば,
『秒速2mで歩く人は,20m歩くのに何秒かかるでしょう。』という問題。
 20÷2=10  つまり10秒ですよね。使われている速さや道のり,数が小さくイメージしやすいこともあり,子どもさんにやってもらうと,正解率かなり高いと思います。

 ところがです。この問題,文章に使われている言葉を少し変えると,正解率,半分くらいになります。

『秒速2mで歩く人が,20m歩くのにかかる時間を求めましょう。』

 するとアーラ不思議(こればっかりですね 笑),子どもさんの解答,簡単に10秒ではなく10時間に変わってしまいます。

 変わってしまう子どもさん,何も考えていません。『何秒でしょう』と書いてあるから秒にしてあるだけです。だから『かかる時間を』になると,時間にしてしまうのです。

 こういうまちがい,学校の宿題やテストの中にたくさん見つかる生徒さんは要注意です。速さの分野だけでなく,学習全体に,本質を考えることをしていない可能性があります。

 近藤塾のプリントでは,例えば時間を求める問題は全て,問いかけを『かかる時間を求めなさい。』としてあります。問題文に使われることばだけでは単位が解りません。速さの単位から考えないと正解できないようにしてあるわけです。

 他の分野についても同様,その分野の本質を考えないと正解率が下がるような工夫をして,教材を準備しています。だから力が付くのです。CMでした。

 お付き合いただきありがとうございました。

 近日中に,ホームページに冬期講習の実施要領もアップの予定です。

 またぜひ足をお運びください。よろしくお願いいたします。

 

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