中3生…中2になってだんだん数学が解らなくなってきた パターンその1
3月29日(金)午後2時過ぎ。
雲は多いですが、暖かく、気持ちの良い天気です。遠くから選挙カーの声が聞こえていますね。
近藤塾では春期講習が始まり、日によりますが、午前中9時から10時45分まで、そして午後4時から10時までの授業の日々を迎えています。授業をこなしながら、空き時間で授業の準備、ブログの更新、よもよも日記のコメント作成とこなすわけで、これ、とてもとてもハードです。
けれど、春期講習、受講していただくと、必ず何らかの形で力がつくわけで、やりがいはあります。新学年の学習に少しでもつながるよう、精いっぱいの授業をしたいと思っています。プチCMでした。
さて、この時期、新しい生徒さんが講習や通常入塾で、塾の門を叩いてくださいます。
その中には、当然のように毎年数名、新しく中3になる生徒さんがおられます。
よくお聞きするのが、中1までは数学はどちらかというと得意だったのだけれど、中2になって少しずつ成績が下がってきて、不安になった…という保護者や生徒さん本人のお話です。
このブログをご覧の生徒さんや保護者の方にも、同じような状態の方、おられるのではないでしょうか。
これ、いろいろな原因が考えられます。
例えば典型的なのがA君。数年前の生徒さんです。
中2の1学期までは成績はまずまずだったのですが、2学期になって急に数学が解らなくなってしまいました。
無料体験時に見てみると、関数の問題、手も足も出ていません。そこで、2年生の関数の基礎となる比例、反比例の問題を解いてもらうと、原因がそこにありました。
答えはまずまず合っていますが、解き方は数学というよりは算数で、直観に頼った回答が目立ちます。計算の仕方を書いてもらうと、かけ算、割り算を使った式ばかりで、文字を使った数式は登場しません。
つまり、算数の発想を抜け出ることができず、数学を学習しないままに中2になってしまったのです。
中1ではそれでごまかせても、中2の一次関数になるとそれでは通用しなくなります。それが成績急落の原因でした。
こうなると、短期間では立て直すことは難しいのですが、急がば回れ、中3の春期講習、通常授業、そして中3夏期講習を利用して、関数の考え方を基礎の基礎からやり直してもらいました。その成果で、A君、中3の夏休み明けの実力テストのころには、基礎的なものならストレスなくこなせるようになったと記憶しています。
もちろんその間、中3の1学期の内容も、学校の授業進度に合わせて学習をしてもらいましたので、それからはテストの得点もまずまずのレベルを保ち、第一志望校に見事合格してくれました。
中1の学習の仕方によっては、その学習が2年生の学習につながらなくなることはとても多いです。
近藤塾では、中1の時から常に中2の学習との関連性を考え、次の学年につながるような指導を心がけております。
近藤塾の授業に興味を持っていただけましたなら、この機会のぜひ無料体験のご検討をお願いいたします。お問い合わせはホームページのお問い合わせフォームからが便利です。
中2の後半になって成績が急落するパターン、ほかにもいくつか典型的なものがあります。次回のブログではそれをご紹介いたしますので、またぜひ足をお運びください。お待ちしております。