高1 中間テスト直前ですね!力の入れどころをまちがわないでください。
令和元年になりました。皆さん、よいゴールデンウイークを過ごされたことと存じます。
私のほうは、GW前半は長女の引っ越しの関係で中部地方に、後半は次女の住む大阪に滞在しておりました。
といっても、前半は引っ越しなので、ひたすら妻や長女と買い物に行っては買ってきたものを整理し、掃除と、観光は一切なし。家族そろって土地勘が全くないところにつき、外食も面倒なので、食事はスーパーで買ってきた弁当で済ませ、へとへとになって帰ってきました。
さて、長女の赴任先、結構な都会ですが、車のマナーが良いのには驚きました。
愛媛で暮らしていると、交差点では、歩行者が車に遠慮しながら通行しています。小さな交差点では、まず車が行くのを待ってから歩行者が動くのが当たり前のようになっていますが、ここではそうではありません。
小さな交差点では必ず車が一時停止し、歩行者優先で通してくれるので、こちらが面食らってしまいました。
同じ都会でも、大阪などはどちらかというと愛媛に近い感覚です。ところ変われば…といいますが、住むところによってこんなに違うものかと驚いた次第です。
閑話休題それはさておき、新しく高校生になった生徒諸君、そろそろ高校生活に慣れてきている頃でしょう。部活動も本格的に始まり、新しい学校、クラスメートにも馴染んできていると思います。
それとともにやってくるのが、初めての中間考査です。もうすぐ中間考査…という高校、多いですね。
高校の数学、理解できているでしょうか。
数学がもともと得意な生徒さん、高得点を狙っていると思います。授業で学習した解法を理解し、演習し、今から怠りなく準備をしていることでしょう。
ところが、そういう生徒さんの得点、思うほど伸びないことがよくあります。中間テスト直後に、親御さんから『先生、得意なはずの数学が…』という悲鳴が聞こえてくるわけです。笑…いや、笑ってはいけないのですが。
さて、なぜこんなことになるのか。
もちろんいろんな原因が考えられるわけですが、そのうちのもっとも典型的なものが、『簡単な問題が解けていないから』というものです。
高校のテストでは、最初に、小問題といわれる答えだけをかけばよい問題が20点~30点分出題されます。
内容は極めて基礎的なもので、テスト範囲の中の、ここだけは解っておこうね…というところの理解度を確認するための問題です。
テストで得点を伸ばせない生徒さん、ここが得点できていないことがとても多いのです。
高校の授業では、特に進学校になると、授業進度が速く、また、問題を効率よく解くためのテクニックをたくさん教え込まれるため、試験勉強ではどうしてもそこに目が行きがちになります。
ところが、それをきちんと理解するために必要な基礎基本が疎かになってしまっては本末転倒なわけで、そこで上述のようなことが起こります。
基礎的な問題は、小問題以外にもたくさん出題されています。全体の40%くらいは解けて当然の問題です。それが確実に解けていないと、いくら頑張って応用問題の解き方を覚えても、得点が伸びないのは当然でしょう。
また、元々数学が苦手な生徒さんについても、同じようなことが言えます。数学が苦手な生徒が応用問題の解き方を丸覚えしても、テストでそれを使いこなすことは至難です。
まずは基礎基本を理解することに時間をかけて、解ける問題を確実に解ける状態を目指すこと。応用レベルの問題の解法は、あくまでその先にあることを忘れないようにしていただきたいと思います。
近藤塾の授業では、プリントを解きながら、まずは基礎基本が解っているかどうかを確認することを怠りません。数学に不安がある生徒さん、この機会に無料体験受講をぜひご検討ください。
テスト直前、弱点補強講座も効果があります。
よろしくお願いいたします。