『おどりば』とは

数学・算数が全く解らない。成績が悪い,テストで点が取れない。

どうすればよいのでしょうか?
近藤塾では,成績アップ,テストの得点アップを目指すための第一目標を常に

『おどりば』

まで上がることにおいています。
『おどりば』。そう,階と階をつなぐ階段の途中にあるスペースのことです。

画像の説明

 成績を上げることは,1階から2階へ階段を上っていくようなものです。

 そのためには計算を理解し,公式を覚え,それを使いこなしていくことが必要ですが,数学・算数が苦手な人は,すべてのことがあやふやです。

 一つのことをやっているときはできるようになっても,別の勉強をすると混乱を起こしたり,学習したことをすぐ忘れてしまいます。この状態で,自学自習で状態を改善することはほぼ不可能です。

 しかし,それはむだではありません。
 それを粘り強くくり返していくことで,自分一人ではできなくても,いわれたら思い出せるようになるものです。
 この状態が『おどりば』です。実はこのおどりばに上がるまでが一番大変なのです。


最初は

全てがあやふや。
同じような問題でも,できるときとできないときがある。
公式を覚えていない。計算も不安定。
学習してもすぐ忘れる。
かいていることに理論性がなく,どうまちがえたのか指摘のしようがない。

塾での学習

学習の範囲を絞る。理解しやすく,結果につながりやすい分野から。
基礎の基礎から説明し,演習。
できるようになったら,少しずつ学習の範囲を広げる。
最初はすぐ忘れてしまうし,前に学習したといわれても反応がない。
学習したことがごちゃごちゃになる。まちがっても自分で直せない。
もう一度最初に戻り,これを粘り強く繰り返す。

おどりば到達!!!

一進一退を繰り返しながらも,少しずつ何をすればよいのかが解ってくる。
まちがえても,解らなくても,指摘されると『ああ,そうか』という反応が見え始める。
少しずつ自力で正解できる問題が増え始める。自分で直せるようになる。
ここまでくると,おどりば到達。

テストの得点が上がり始める

少しずつテストの得点が上がり始める。
確実にできる問題が増え,弱点が絞り込めるようになる。
ミスのし方にパターンが表れる。
ここまでくると,学校の授業もある程度理解でき,宿題もこなせるようになる。
自学自習も可能。
算数・数学の成績も上がり始める。

 おどりば到達までにどのくらい時間がかかるのか,また,ここから先どこまで伸びるかは個人差がありますが,これが,算数・数学が全く解らない生徒諸君に対する近藤塾の指導法の基本になります。