夏期講習 国語の夏期講習はどうするか
7月20日(金)午前10時半。ちょっと掃除をしただけで汗がだらだらだらだら…。まあ,元々,たいして辛くないカレーを食べても大汗をかく体質ではあるのですが(笑)。
今日は国語の夏期講習について。
例えば中1,中2の数学なら,受講する生徒さんの状態にもよりますが,一学期末考査で30点,40点だった人が,ひと夏の夏期講習を経て,夏休み明けのテストで平均を軽くクリアすることも珍しくありません。うまくすると80点超えなんてこともあります。
国語ではなかなかそうはいきません。国語の力は,それまでにその生徒が耳で聞いてきた日本語,話してきた日本語,読んできた日本語がベースになっています。また,例えば詩歌や物語の鑑賞については,持って生まれた感性や人生経験,家族や友人,先生など他者との触れ合い,その他いろいろなものが関係するでしょう。
短期間の講習ではこれらを変えることは難しい。ではできることがないかというとそうでもありません。
例えば,指示語の内容の探し方。選択肢から正解をさがすときのコツ。いくつかの内容を含む文章を書く練習。解答の文章の結び方。
教科書に載っていない文章を題材にした問題に取り組んでもらいながら,そのあたりを鍛えるだけでも,劇的な変化は望めなくても,それまで落としていた得点を落とさなくて済むようになるのです。
また,文章を読むことに慣れていない場合は,問題全問を解くのでなく,まず問題文を読み,いくつかの簡単な問題だけを解き,次の問題に移ります。ざっと問題文を読み,内容を大つかみにする練習をたくさんすることで,問題を解くことに慣れてもらうわけです。即効性はありませんが,二学期以降の学習にはつながると思います。
読解が極端に苦手な場合は,前学年のテキストを利用することもあります。
夏期講習のお申し込み,まだまだ間に合います。8月以降の集中受講も可能です。お問い合わせ,無料体験のお申し込みをお待ちしております。