小6 分数…様々なチェックポイントあり
5月25日(土) 午前8時半過ぎ。 良く晴れています。
今日も空気はからりと乾燥し、気持ちのいい朝です。昼間はかなり暑くなるようですね。
昨夜、名古屋で暮らす娘の室温が30度近いといっていました。昼間ならともかく、5月の夜の話です。こちらよりかなり気温が高いのでしょうね。
北条は高縄山から降りてくる気持ちの良い風のおかげで、真夏でも夜は涼しく過ごせます。ありがたい、ありがたい(笑)。
さて、今日は小6。そろそろ分数×分数の学習に入りつつあると思います。
この単元にて、小学校における計算の学習が一通り終わることになります。さて、計算力、きちんとついてきているでしょうか。
ここでチェックしておきたいところ、いろいろあります。挙げてみますね。
① 通分、約分ができるかどうか。
できない場合、まずは5年生の内容にもどって公倍数や公約数が解っ ているかを確認し、そこからたし算、引き算の学習に進み、演習をして おく必要があります。
② 小数を分数に、分数を小数に直せるかどうか。
できない場合、同じく5年生にもどっての復習が必要です。
③ 整数を分数に通分できるかどうか。
重要です。例えば1=3/3,1=12/12,2=14/7 など、分数を 任意の分母を持つ分数に書き換える力が必要ですが、これが苦手な 生徒さん、とてもとても多いです。
いろいろ考え方がありますが、1=1/1=3/3 というように、整数 を1を分母とする分数ととらえ、通分していくという方法が解りや すいかもしれません。
中学校の文字式の計算を学習するときに必要でもあり、小学生の うちにぜひ身に着けておきたい考え方です。
④ 整数÷整数の商を分数で表すことができるかどうか。
例えば 8÷7=8/7 です。これが苦手な生徒さん、とても多いです。
苦手な生徒さん、二通りに分けることができます。
㋐ 8÷7=8/7 であることがそもそも頭に入っていない
説明してもきょとんとしています。この場合、逆に分数を小数で表 す際の 分子÷分母 の計算と連動して復習してもらうことが必要です。
㋑ 8÷7=8/7 であることは理解して得いるけれど、実際の計算で使いこなせていない
計算問題の中に 8÷7 を混ぜておくと、筆算で商を求めようとして割り切れずうんうんうなっています。最初から分数で書けばいいよ…とヒントを渡すと、少し考えてから 8/7 に行きつきます。
これ、計算をするときに、商を分数に直接結び付けるという意識を持っていないのですね。一朝一夕には直りません。
近藤塾のプリントには、計算問題に、この考え方を使って計算するべき問題を意識的にちりばめてあります。何度も何度も同じところで詰まり、同じ説明を受けてはこの考え方を思い出し、そして使う。そうしていくことで、いずれ手が勝手に動いてこの計算を処理することができるようになります。
小6の今の時点でのチェック項目の代表的なものを挙げてみました。
ここをご覧の小6生諸君、保護者の方、①~④ができるかどうか、要チェックです。できないものがあれば、中学校入学までに弱点補強しておくこと、強く強くお勧めします。
近藤塾、弱点を見つけて補強すること、自分で言うのもなんですがとても上手です。指導経験極めて豊富です。弱点補強にとりかかるのは、早いほうがよいです。毎度おなじみのCMでした。
この機会に、無料体験講座受講をぜひご検討ください。よろしくお願い申し上げます。