小4 小数のひき算 ミスが多い

 8月24日(金)午前8時30分。

 朝から風が強く,台風の名残を感じます。蒸し暑いです。

 昨日は,北条は,時折強い風は吹きましたが雨も降ったり止んだりで,強く降ることもなく,無事台風をやり過ごすことができました。

 ニュースで見る限り,新居浜の方が影響は大きかったようです。皆様ご無事でしょうか。何らかの被害に遭われた方がおられましたら,心よりお見舞い申し上げます。

 本日は小4,小数の計算について書いてみたいと思います。

 一学期の最後に,小数のたし算,ひき算を学びます。学校やクラスによっては,そこまで行かないで夏休みに入っているかもしれませんが。

 たし算とひき算,できているでしょうか。

 次のような時は気を付けた方がよいです。

① たし算もひき算も,計算できるときとできないときがある。
 
 もちろん人間の,まして子どもさんのやること,ミスがあるのは気にする必要はありませんが,ミスでない場合もあります。
 
 答えでなく,筆算をよく見ること。同じ位が並ぶようにかくという基本,できているでしょうか。単純に右端を揃えてかいていませんか。

 例えば2.34+1.87のように,位が揃っている数どうしなら正解率が高いのに,3.7+12・82のような計算はほとんどまちがっているような場合は要注意です。

 整数どうしの筆算のし方から入って,同じくらいの数を揃えて筆算することを確認し,そこから小数点の位置を揃えることで,同じ位の数を揃えることが大切であると説明します。後は演習あるのみ。

 生徒さんによってはなかなか安定しません,そこはいらいらしないで,粘り強く時間をかけて。必ずいずれできるようになります。

② たし算よりひき算にとてもミスが多い。

 まず,元々整数どうしのひき算が苦手であることが考えられます。これは,繰り下げが苦手な場合がほとんどです。1けたのみの繰り下げから始めて,2けた連続の繰り下げへとステップアップしながら,時間をかけて練習してもらう必要があります。

 また,空位の0が苦手な場合も多いです。10.5-7.41,4-2.12のようなものですね。特に整数-小数については,4が4.00と同じであるというのがなかなかピンとこない生徒さん,多いです。

 理屈を並べれば並べるほど,生徒さん,混乱します。こういうときはこう考えればうまくいくよ…程度の説明で十分です。まずは指導する側が計算してみせる。そして,それを元に,計算練習してもらう。

 どの道,ここで詰まってしまう生徒さんは,できるようになるには時間がかかることが多いです。また,何問もまとめて計算しても,最初はまちがうことが多く,混乱の元。1問1問チェックし,説明しながら演習を進めていく方がよいです。

 また,その場でできるようになるまで…と考えないこと。ある程度時間を決めて,それが過ぎたらスパッと切り替えて他のことをやる。そして,毎回一定時間は小数の計算演習を継続する。

 4年生の後半では,小数×整数を学びます。それまでに,小数のたし算ひき算の計算,確実にできるようにしておきたいですね。また,小5,小6でもここ,はっきりしていない生徒さん多いので,保護者の皆さん,ぜひ気を付けてあげてください。

 近藤塾なら,豊富な指導経験の元,無理なく確実に計算力,アップできます。CMでした。(笑)

 小,中学校はあと1週間,高校や県立,私立の早いところはそろそろ夏休みが終わりますね。いよいよ二学期です。宿題,終わったでしょうか。皆さん頑張ってくださいね。

 ではまた明日。お付き合いいただきありがとうございました。
 

 

 

 

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