中学校の数学に向けて…小数頭を分数頭に

 8月28日(火) 午前9時過ぎ。快晴。

 今日もまだまだ蒸し暑いですね。でも,週末には雨とともに,秋の気配がやってくるようです。次の日曜日は,地域のお祭りとバザーがありますが,少し涼しくなるかもしれませんね。もっとも,バザーではビールやジュース,かき氷など販売しますので,暑い方がありがたいという意見もあるのですが(笑)。

 さて,今日は小6,分数と小数について。小5の前半で小数どうしのの計算の学習が完了し,後半で分数の通分,約分,そして異分母の分数の加減を学習します。また,それと共に,小数と分数の関係も学習します。

 例えば小6の今の時期に無料体験を受講する生徒さんに,3÷4 という計算問題を出すと,正解できる生徒さん10人のうち9人は0.75と答えます。

 ところが,3/4 と考えることもできるのですね。5年生の後半で学習済みです。無論,どちらも正解です。

 けれども,近藤塾では,できるだけ 3/4 と計算するよう指導しています。

 なぜか。

 先に小数の計算を学習し,後から分数の計算を学習するので,生徒諸君の頭には,いつもまず小数の計算があります。また,分数の方が小数より概念的で,意味がつかみにくいこともあるのでしょうか。放っておくと,いつまでたっても小数頭が分数頭に切り替わらないのです。

 しかし,中学校に入ると,文字式や方程式,関数の学習では,小数より分数係数の式を扱うことが圧倒的に多くなります。わり算をしようとしてもわり切れず,分数で表現するしかない値も頻繁に使われるのです。

 小学生のうちに,使えるときはできるだけ分数を使って計算を処理することを覚えてもらう。つまり,小数頭を分数頭に切り替えてもらうための指導法です。

 これ,意識してやっておくのとおかないのとでは,ずいぶん違うのです。中1の文字式や方程式,関数の学習の時に,毎年それを実感します。
『やっててよかったね!』。CMでした。

 二学期に向けて,無料体験のお問い合わせ,お申し込み,お待ちしております。このブログ,気に入っていただけましたら,ぜひまた足をお運びください。よろしくお願いいたします。

 

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